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SENZOKU GAKUEN 100th ANNIVERSARY プレミアムコンサート

奄美とバスクのうた 継承―変容―創造

あらゆる民謡は、民衆の日々の生活に根差した形で発展してきた。
それらは後世に継承されていく中で、もともととは違った形へ“変容”していくことは自然なことである。そこに現代を生きる作曲家・演奏家の“創造”の力が加わるとどうなるのか!?
 
今回は、一色萌生が継承実態の研究(原田敬子氏を中心とする)に関わっている奄美群島の島唄と、共同企画者の一人である姫田大氏が専門とするフランス側バスク地方の民謡という2つの例を挙げ、継承―変容―創造の間で揺れ動く民謡の世界を、レクチャーコンサートの形式でお伝えしたい。

【出演】
森田 美咲(島唄・三味線)
吉川 真澄(Sp)
姫田 大(Fl・音楽学)
茨木 智博(Tp)
清水 将仁(Pf)
廻 由美子(Pf)
一色 萌生(企画・作曲)
原田 敬子(作曲)
大熊 夏織(作曲)
大江 千佳子(作曲)
※ 島唄の歌手・藤田 晶が体調不良のため、森田 美咲へ変更となりました。

【唄者プロフィール】
森田 美咲
徳之島出身。5歳から祖父よりシマ唄を習い始める。幼少期より様々な大会に出場し、平成21年民謡民舞少年少女全国大会 中学生の部優勝(中学生民謡日本一)、平成23年民謡民舞全国大会 青年の部優勝、平成28年 第37回奄美民謡大賞 大賞受賞など、数々の賞を受賞。現在は関東圏を中心に、奄美大島のイベントやライブなどでシマ唄を唄い活動している。

吉川 真澄
岸和田生まれ。
相愛音楽大学音楽学部声楽専攻卒業。
桐朋学園大学研究科声楽専攻修了。間宮芳生作曲オペラ「ポポイ」の世界初演(田中泯演出)の主役に抜擢され、好評を得る。その後も平野一郎作曲モノオペラ「邪宗門」をはじめ多くの作曲家の世界初演、日本初演を務める。ギターの佐藤紀雄と〈DUOうたほぎ〉を結成。
日本語の歌を歌う事に力を注ぎながら、演奏機会の少ない作品の演奏や、声とボディパーカッションのみで45分間1人で演奏する「女声の為の『四季の四部作』」(平野一郎作曲)を委嘱初演するなど、個性豊かな活動を展開。CDは「Pop Song」「うたほぎ vol.1~3」「歌われる詩たち」「四季の四部作」「日本語の夢と目醒め」等。松方ホール音楽賞大賞受賞。サントリー芸術財団佐治敬三賞受賞。東京混声合唱団レジデントメンバー。エル・システマジャパン東京子どもアンサンブル常任指導者。
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洗足学園は2024年に創立100周年を迎えました。
SENZOKU GAKUEN 100th ANNIVERSARY プレミアムコンサートは
2023年から2年間に渡りお届けする教員、卒業生によるコンサートです。

プログラム

奄美民謡
バスク民謡:Xori erresiñola
大江 千佳子:2つの即興曲(世界初演)
一色 萌生:イラブドウの唄(世界初演)
原田 敬子:むちゃ加那節に捧げる音楽(2018)
大熊 夏織:見えないあなたと踊る方法-八月踊りとフルートのための-(世界初演)
※都合により、一部プログラムが変更になりました。
カテゴリ:
創立100周年
ジャンル:
作曲

公演日時

2025 322 (土)

  • 14:30 開場
  • 15:00 開演
シルバーマウンテン1F

入場料

  • 一般
    2,000円
  • 他校学生
    2,000円
  • 本学学生・教職員
    2,000円
  • 小学生以上入場可

備考

本公演は要予約です。
ご予約・お問い合わせ先:0322premium114@senzoku.ac.jp